アダルトチルドレンの直し方【総論】

アダルトチルドレンを直す3STEP

(STEP0 親から離れる)

STEP1 自らの感情を理解する

STEP2 自分自身に共感する

STEP3 他人に共感し人間関係を構築する

STEP0

3STEPの前に

もし、まだ親と一緒にいる人がいるなら
まずはとにかく親から離れましょう
何か理由を付けて離れればいいんです

その必要性については
アダルトチルドレンを治す為に最初にやらなければならないこと
で詳しく述べたので読んでください

普通の子供には
反抗期ってやつがありますよね?
親に反抗します

でもあなたには反抗期が
無かったんじゃないんですか?

反抗期の意味は
親とは違う自分を確立することです

一定期間であっても親に反抗することで
自分を確立するんです

つまり、成長に必要な過程なんです

これは心理学者の河合隼雄氏も
言っている事です

だから今、少し親を拒絶するからって
罪悪感は無用です

遅い反抗期だと思えばいいんです
家出だと思えばいいんですよ


いずれ、感情がトリガーされなくなるように
なった時にまた、戻ってくればいいんですよ

これは、あなたが
アダルトチルドレンを治すのに
必要な過程なのです

親と直接対決してもいいですけど
多分負けます

それは心理的に親に依存的になってるんで
しょうがないです

返り討ちあって却って凹むでしょう

そして、多分、アナタの親が
あなたの反抗期を受け入れてくれることは
多分ないです

自分自身がアダルトチルドレンで
自分自身に反抗期が無かったため
子供の反抗期も受け入れられないのです

だから、直接対決は止めましょう

それを受け入れてくれる度量、寛容さは
多分親にはないです

だから、直接対決ではなくて
徹底的に離れるという戦略をとってください

それも、間接的ですが
親に反抗している事と同じことです

親から電話が鳴りやまなかったりしたら
何とも言えない感情が沸いてくると思います

罪悪感と言うか
『うわ~』っと
頭を抱えたくなるような感情というか
とにかく、なんか辛い感情になると思います

それはしょうがないです

だって、恐らくアナタは今まで
親の顔色をずっと窺ってきて
ほとんど親に反抗したり
意見したことがなかったんじゃないですか?

だから親に反抗することで
恐怖、不安だったり複雑な感情が起こるのは
当然じゃないですか?

でも、それを何とかしのいでください

電話が鳴りやまなかったら
電源を切ってしまえばいいし
着信拒否にしても何でもいいです

とにかくしのぐんです

そうすれば複雑な感情も引いてきます

決して、戻ってこい!という
誘惑に負けないでください

そして、自分を確立することに
成功したら、その時初めて
戻る事を考えればいいんです

とにかく親から離れてください

そこからがスタートです

STEP1

親から離れたらいよいよ
3STEPの最初のSTEPです

まずは自分の感情を理解しましょう

自分の感情?そんなの分かってるよ?
という声が聞こえてきそうですが
どういうことか、今から説明します

アナタは今まで常に親の顔色を窺って
生きてきましたよね?

自分の想いや感情を押し殺して
親に合わせてきた

親が思うイイ子を演じてきたはずです

自らの弱さや愚かさを可能な限り隠して
親の前でイイ子を演じてきたはずです

そして、なぜそんな事をしてきたかというと
愚かだったり、弱かったりとか
親にとってイイ子でない部分を
親が認めてくれなかったからですね?

例えば親が勉強ができるという点に
価値を置いていたら
勉強ができないアナタには価値がないと
みなしたし、そういう態度を
あなたにとったハズです

そしてアナタはそれに深く傷ついたはずです

凄く辛かったはずです
凄く苦しかったはずです

とにかく凄く辛い感情を
アナタは覚えたはずです

でも、それをアナタは
素直に受け入れられなかったし
ごまかして、演技ていたはずです

全然、気にしてないよって

本当はありのままの自分を
親に認めて欲しかったし
受け入れてほしかった

でも受け入れて貰えなかった

そして、当然それを親に表現できなかった
そんな事を親に言えば更にキツく
あたられるかもしれないし
更に親からの評価が下がるかもしれない

だから、本心をひた隠しにしたし
辛い感情を抑圧して隠してきた

表に出さなかった
表情にも出さなかった

そうではないですか?
そして、その時アナタは
分裂してしまったのです

本当のアナタと
親に認められるために演技しているアナタに

本当は悲しかったし、辛かった
不安だった
そんな本当の気持ち、感情を押し殺し
アナタは親に見放されないため
自分を偽り演じ続けてきた

そして、それが10年、20年と続いたとき
いつのまにか
偽りの自分がアナタの中で大きくなり
本当のアナタは凄く小さくなってしまった

だから、本当のアナタが消えてしまって
捉えられなくなってしまう前に
アナタがアナタ自身の力で
本当のアナタを
取り戻してあげなければならないのです

もう小さくなってしまって
消えそうになっている本当のアナタを
復活させてあげなければならない

そうしなければアナタの中の摩擦、葛藤は
解消されることはないのです

アナタの中の葛藤とは
本当のアナタと
偽りのアナタの葛藤です

本当のアナタの気持ちと
親の顔色を窺って演技している
偽りのアナタの気持ちの葛藤です

常にアナタの中には分裂がある
だから葛藤、摩擦があるんです

それを統合しなければならない
アナタはアナタ自身にならなければならない

その為には本当のアナタを
本当のアナタの気持ち、感情を
認めてげなければならない

子供の時に抑圧された本当の気持ちを
受け止めてあげなければならない
アナタの本当の気持ちを
認めてあげなければならない

それが本当のアナタを取り戻すことなのです
抑圧されていた本当のアナタを
取り戻すことなのです

例えアナタが他人からどんなに評価されても
それはアナタのイイ子、偽りのアナタが
認められただけです

本当のアナタが認められたわけではない
受け入れられた訳ではない

そんなことを続けても
大きな変化はないでしょう

なぜなら、アナタが

本当に認めてもらいたいのは
偽りのアナタ
優秀で親にとってイイ子のアナタではなく

ダメでドジで優秀じゃなくて
弱くてどうしよもないアナタなのです

皆、逆をやっているのです

偽りの自分を認められようとしているのです
それでは問題は解決しないのです

問題の解決には本当のアナタを
認め受け入れてあげなければならない

抑圧された本当のアナタの感情を
受け入れてあげなければならない

アナタは本当は寂しかったのに
寂しくないと嘘をついていたし

本当は哀しかったのに
哀しくないと嘘をついていた

本当は不安でいっぱいだったのに
不安じゃないと嘘をついていた

本当は怖くてしょうがなかったのに
怖くなんかないと嘘をついていた

その抑圧していた感情を
感じているアナタが本当のアナタです
だからそれを認めてあげるのです

本当の気持ち
感情を受け入れてあげるのです

そのことが
本当のアナタを取り戻すことになるんです

抑圧していた感情を受け入れてあげれば
本当のアナタが戻ってくるのです
蘇ってくるんです

その抑圧した感情を
認める事をSTEP2で行います

でも、それにはまず
本当のアナタはどんな感情
気持ちを抱いていたのかを
まずは知る必要があります

それが分からなければ認めようがないし
受け入れようがない

だから、あなたが抑圧してしまった
本当の気持ちを理解する事が先決です

ここまで読んで貰って
その感情がしっかり
把握できるなら分かるなら
今すぐSTEP2に進んでください

何となく分かるけど
イマイチはっきりとは分からない人に
今からその感情を把握する方法を
お教えします

前置きが長くなりました

まずはアナタが一番恐れている事は何か
考えてみてください
アナタの一番の恐怖です

それは何ですか?

人からバカにされることですか?
一人ぼっちになることですか?
人に裏切られることですか?

そして、それが起こった時
どんな感情が沸き起こりますか?
不安、恐怖、寂しさ、悲しさ、怒り?

そして、思い出してみてください

アナタが恐怖に想う出来事と
同じ体験を幼少期にしていませんか?

主に親との関係において
同じ経験をしていませんか?
そして
ひどく辛い思いをした経験がありませんか?

そこがアナタが本当のアナタと
偽りのアナタに分裂したポイントです
その体験がコア(中心)となって
アナタは分裂しました

もちろん、一回ではなく複数回
同じ経験をしている人は
まるで傷をいたぶられるかのように
傷をなじられるかのように
その度に、アナタの分裂は強くなり
アナタの中で偽りのアナタが
大きくなっていったことでしょう

今話したことをまとめるとこういう事です

アナタが幼少期に強い負の感情が
沸き起こる体験をした時に
アナタは分裂したんです

本当のアナタと偽りのアナタに

本当のアナタは負の感情を感じている自分で
偽りのアナタは
負の感情を否定している自分です

そして、負の感情をなぜ抑圧してしまうかは
先に説明しましたね
それを正直に出してしまうと
親から見放されるから
否定し抑圧するんだと

そして、その体験がアナタの傷を作り
アナタの恐怖を作ったんです

アナタの恐怖とは再び同じような体験をして
同じような負の感情を感じる事です

それが恐怖になった

だからそれを避けるように
行動してきたはずです

もし、同じ様な体験をして再び負の感情が
沸き起こってしまうと
本当の自分がさらけ出されてしまいますよね

そしたら、それを認めてもらえなかったら
マズイですよね

先に子供は
本当の感情(自分)を
親に認めてもらえなかったから
親に見放されないように
偽りの自分を演じると言いました

この意味は非常に深刻なのです

親に見放されるとはどういうことですか?
それは子供にとっては死を意味しますよね
子供は無力だから親に見放されたら
一人では生きてはいけません

だから、本心(本当の自分)を再び出して
認められなかったらヤバいと思いますよね
子供ながらに
俺生きていけないかもと思うんです

だから、それが強い恐怖になるんです

子供にとっては生存に関わっていたから
強い恐怖になるんです

そしてその傷は
大人になっても残るんです

同じ様な体験によって
同じような負の感情を感じる事を
非常に恐れるようになるということです

子供の時に死の恐怖を感じたため
大人になっても怖いのです

本当の自分の感情をさらけ出すと
親に見放されるかもしれないと
かつて思った

そして大人になったら
それは親から別の他人にすりかわるだけです

本当の感情が出てしまって
それを他人に認められなかったら
その人に見捨てられるかもと思う訳です
親に見捨てられるかもと
子供の時感じたように

だから本当の感情がさらけだされる様な
体験を恐れるようになるのです

そして、逆に言えば
現在の体験やそれに伴って生じる感情から
過去の体験とアナタの傷を作った負の感情を
特定することができますね

子供の時に恐れていたことは
今も恐れているので
今現在から過去に遡ればいいわけです

遡ってみてください

現在の恐怖から過去の恐怖へと
現在の体験から過去の体験へと

そして現在
それを生じるのを恐れる負の感情から
過去にそれを生じるのを恐れた感情へと

そうすれば特定できます
アナタが癒すべき負の感情を
そしてそれが生じた体験を

STEP2

STEP1でアナタが抑圧してきた感情
そしてその体験を特定出来たら
抑圧してきた感情の受け入れを行います

即ち、本当の自分を受け入れてあげます

弱くてダサい自分を受け入れるのです
悲しくて寂しくて
不安で恐怖でいっぱいのアナタを
受け入れてあげるのです

感情を認める事で受け入れてあげるのです
それにより、本当のアナタは救われます

それにはまずは過去を追体験して
リアリティを持って
過去の感情の抑圧が起こった体験を
思い出さなければなりません

臨場感をもって
リアリティを持って
過去を追体験できなければ
感情の追体験もリアルに行えないからです

ここで注意点ですが
過去を追体験をすると
非常に辛いフラッシュバックが起こって
とてもじゃないけど出来ないと言う人は
一人で行うのは止めてください
危険なので

特に強い肉体的反応が出る場合です
動悸がしたり、吐き気がしたりなどです

後は現在強いうつ状態にある場合なども
止めてください
悪化を招く場合があります

ある程度、自分自身の問題と
向かい合う気持ちがあり
そして、その気力も残されてる場合に限って
これからいう事を行ってください

自らの感覚で分かると思います
思い出すことが危険が否かは

多少は肉体的反応はでますからね
辛い体験を思い出すわけですから

人によってどのような肉体的反応が
出るかは様々だと思いますが
多少は出ます
胸が締め付けられる感じがするとか

でも、それが余りにも強すぎる場合は
止めてください

その判断はアナタに任せます
自分で判断できるはずです
耐えられるか否かは

そしたら、まずですね

リラックスできる環境を作ってください
5感全てをリラックスできる環境です

リラックスできなければ
過去を臨場感を持って
追体験できないですからね

ものすごいウルさい部屋とか
悪臭まみれでクサイ部屋とか
暑くてしょうがない部屋とか
ダメですからね

集中できないです

まずはリラックスできる環境を
作ってください

別に自分の家じゃなくてもいいです
とにかくリラックスできる環境を
作ってください

そしたらですね

アナタが感情を抑圧する原因となった体験を
思い出します

複数ある場合は最も古いか
もしくは最もインパクトが大きかった体験を
思い出してください

リアリティを持って思い出すんです

アナタが車の中でその体験をしたなら
車のシートの触感を想像するんです

音もそうです
もし、トンネルの中を走っている時に
傷つくような事を親から言われたんなら
トンネルを走っている時の
ゴーっていう音も思い出すんです

5感全てを使ってイメージするんです
当時の状況を

そしたら、その体験において
負の感情を感じますよね

逆に負の感情を感じた体験を
思い出すんですから
当たり前ですが負の感情を感じます

負の感情を感じたら
それをそのまま受け止めてください

辛いかもしれませんが
初めから終わりまで全て受け止めるのです

理性でブロックしたら行けません

なるべく思考、言葉は使わないでください
思考は感情を感じる上で邪魔になるものです

言葉を頭の中でつぶやくとしても
理屈はつけないでください

単純に『私は悲しい』とか『怖い』とか
単純な表現にしてください

だからどうだとか
だから親が憎いとか
思考を挟まないでください

感情を感じる事に集中するんです

そしてしばらくそのシーンは保留にして
感情を感じ続けてください

そしたら5分か長くても10分くらいしたら
その感情はスーっと引けてくるはずです

そして感情をしっかり感じ終わったら
それを言葉にしてください

感情を感じ終わったらですよ
感じてる時ではないですよ

言葉にするんですが
理屈はつけないでください

単純に『俺は悲しい』『私は寂しい』
『俺は不安だ』と言えばいいです
10回くらい言ってください

例えば恐怖という感情なら
『俺は恐ろしい』『俺は恐ろしい』、、と
10回言います

主語は必ずしもつけなくてもいいです
『悲しい』『悲しい』、、、と
10回繰り返しても良いです

以上で終わりです

何をやったかと言うと
まず感情をしっかり感じることで
感情を完全に消化しました

今までは感情を抑圧していたので
未消化のままアナタの中のどこかで
くすぶっていたはずです

でも、今完全に感情を感じ切った事で
アナタの未消化の感情は
完全に消化されたのです

そして、それを最後に言葉に出すことで
消化された負の感情を外に出したのです
排泄したのです

そして、負の感情を完全に消化したことで
本当のアナタは救われました

今までは本当のアナタを否定して
強がっていたのが
弱いアナタ、寂しさや悲しさ、恐怖や不安を
感じているアナタを受け入れて認める事で
本当のアナタを認める事に成功したのです

本当のアナタが復活したのです

そして、これからも
本当のアナタの声を大事にしてください

本当のアナタの声を再び抑圧して
小さくしてしまうようなことは
しないでください

そうすればまた偽りの自分で
生きることになってしまいます

自分自身に誠実に嘘をつかずに生きる事です

そしてこれからも自分が負の感情を感じたら
それを素直に受け止めることです

決して理性でブロックせずに
感情を初めから終わりまで感じるのです

そうしなければ再び感情が未消化になって
アナタの体内で腐っていつまでも
クスぶります

怒りを覚えたら
それをしっかり感じるのです

何も怒りに任せて
相手を攻撃しろという訳ではありません

そうではなくて
怒りをしっかりと捉えるのです

そうすれば、逆にしばらくしたら
怒りは引けてきていることが分かるはずです

そうしないで途中で怒りをブロックすれば
体内で腐って憎しみとなって
常にそれに苛まれることになります

怒りに限りません

他の負の感情も
ブロックして抑圧してしまえば
未消化になって後を引きます

アナタの内でくすぶり続けます

だから、感情をしっかりと感じてください
そうすることがアナタが
健全に生きていくコツなのです

そうすることがアナタが
アナタ自身でい続ける為には
必要な事なのです

STEP3

STEP2で自分自身に共感することで
アナタは本当のアナタを救い出しました

本当のアナタを取り戻しました

では次はどうするかと言うと
他人に共感することです

他人に共感出来れば
アナタは他人と
健全な人間関係を結べるようになります

そして、他人と健全な人間関係が結べれば
アナタの人生は上手くいきますね
それは明白です

『いや、俺は相手に共感してきたし
人間関係も結んでいるよ?』
という声が聞こえてきそうですが

実はアナタが今まで結んできた人間関係は
多分健全な人間関係ではないです

アナタは今まで
自分が相手にどう思われているかを
凄く気にしていた

それは親に自分がどう思われているかを
凄く気にしていたように

自分が受け入れられること
愛されることに意識が向いていた
親に受け入れられること
愛されることに意識が向いていたように

それは健全な人間関係ではありません
親との人間関係が健全ではなかったように

アナタは相手の顔色をうかがって
何かをするんですよ?
それが健全で対等な人間関係ですか?

健全な人間関係のわけありません

自分の本心を押し殺して
相手に合わせるのは
健全な人間関係ではありません

たとえアナタが相手に尽くしたりして
+の行為を相手に行っていたとしても
それはアナタが相手に
良く思われる為であって

結局アナタが望んでいるのは
自分が相手に受け入れられること
愛されることであり
実はほとんど相手のことは考えていません

そういうのは対等な人間関係ではないし
健全な人間関係ではありません

健全な人間関係とは
互いに相手を受け入れ
愛することです

自分も相手を受け入れようとするし
相手も自分を受け入れてくれる

自分も相手を愛するし
相手も自分を愛してくれる

決して一方的に
受け入れられること
愛されること
そしてそれを望むことではありません

『イヤ、おれ、私は相手を
受け入れようとしているし
愛そうとしている』
と聞こえてきそうですが

自分が相手に受け入れられる為に
相手を受け入れる

自分が相手から愛されるために
相手を愛するのではないのです

そうではなくて

相手に依存するのではなくて
自分は自分で完結して
自分は自分一人で幸せな状態で

相手に何かを望むのではなく
相手を受け入れ
相手を愛する

それを互いにやるのが
健全で対等な人間関係です

アナタは今まで
本当の自分を親に認めてもらいたかった
愛されたかった

しかし、それは叶わなかった
だから、親以外の他人、恋人にも
それを求めていた

ありのままの自分
本当の自分を愛されることを
求めていた

そして、自分を受け入れてもらう為
愛してもらう為に
相手に尽くしたかもしれない

しかし、それは健全ではありません

仮にものすごい献身的に
アナタが相手に尽くしていたとしても
アナタが相手に多くを与えたとしても

相手に認められたいがために
愛されたいがために
相手に与えている時点で
アナタは相手に依存しています

過去に親に認められたいがために
イイ子であり続けたように
相手に認められるが為に
与えるのは
相手に依存しているのです
アナタが親に依存していたように

それは対等で健全な
人間関係ではないのです
依存的な人間関係です

そして、今まではそれがしょうがなかった
本当の自分を押し殺して生きていたからです

だからどうしても
本当の自分を取り戻したかった
本当の自分を相手に認めてもらいたかった
だから相手に依存した

でも、今は違うはずです
STEP2で本当の自分を取り戻しました

アナタ自身が幼少期の
本当のアナタの感情を認めてあげることで
本当のアナタは救われたし
アナタは本当のアナタになれた

だからもう本当の自分を認めてと
相手に依存することは無い

アナタは親から自立したのです
だから他人に依存することもないのです

今までは他人に親を重ね
他人に依存していたが

もう、アナタはアナタで自立しているのです
本当のアナタ自身となって

だから、相手に依存する必要はありません

そして、自立したあなたは
相手と健全な人間関係を結ぶことが
出来るようになっているはずです

今から話すSTEP3を実践してください
そうしたら健全な人間関係が結べます

STEP2まではアナタが心理的に
自立するまでのSTEPでした

今から話すSTEP3は
自立した人間同士で
健全な人間関係を結ぶためのSTEPです

といっても難しいことは何もありません

健全な人間関係を構築するコツは
相手の立場に立とうという気持ちを
持つことです

相手の気持ちや感情を
理解しようとすることです
相手の現実を理解しようとすることです

つまり相手のことを考えるのです

自分のことではなくて 
相手のことを考えるのです

相手に共感しようとするのです

そして、常に自分の意見や考えは
絶対とは限らないと思ってください
そういう意識でいてください

人間はどうしても
自分の意見が正しいと思ってしまいます
『自分が絶対に正しい』と思ってしまいます

そう思ってしまうと
相手の立場に立つことはできなくなるし
相手を理解しようとすることも
できなくなります

そしてもし、相手も
『自分が絶対に正しい!』となっていたら
争い、喧嘩に発展してしまいます

だから健全な人間関係を続けるためには
自分の意見は必ずしも
絶対的に正しくはないかもしれない
という意識を持つことです

以上をまとめると

健全な人間関係を結ぶには

相手の立場に立とうとしてください
相手の気持ちを理解しようとしてください
相手の感情を理解しようとしてください
相手に共感しようとしてください

そして

自分自身の意見や考えは
絶対に正しいとは限らないという意識を
常に持ってください

自分の意見や考えにこだわらないでください
それに執着しないでください

ということですね

そして、鏡のように
それが出来る相手を
人間関係を結ぶ相手に選ぶんですよ

相手の立場に立てて
相手の気持ちや感情を理解しようとしてて
相手に共感しようとしていて
自分の意見や考えを絶対とは思っていない人
自らの意見に執着していない人

そういう人を相手に選ぶんです

では相手が人間関係を結ぶべき人間か
見極めるにはそうすれば良いか?

それは逆に人間関係を結ぶべきでない人間が
どういう人間かを考えれば分かります

人間関係を結ぶべきでない人とは
どういう人かと言うと
さっき言った人間関係を結ぶべき人の
逆の人ですね

相手の立場に立とうとする意識が
微塵もなくて
相手の気持ち、感情を
理解しようとする気持ちがゼロで
相手に共感しようという気持ちがゼロの人

つまり、自分のことしか考えていない人

そして、自分の意見や考えは
絶対に正しいと思っていて
それを否定されると感情的に反発する人

こういう人は人間関係を結ぶ相手として
避ければいいという事です

特に表面的な関係ならともかく
恋人やパートナーなどに選んではいけません

こういう人は要するに
心理的に自立していない人のことですが

こういう人と人間関係を結ぶと
あなたは苦労します
アナタが親との関係で苦労したように


だからこういう人は
基本的に人間関係を結ぶ相手に
選んではいけません

特によく観察してほしいのは
相手の感情の動きです

相手は自分の意見や考えが否定されると
もしくは否定されそうになると
必ず感情的な動揺を見せます

それは怒りという形で
現れるかもしれませんが
とにかく感情的に動揺します

そこを観察してください

相手が平静でいられる人間かどうか
見極めるということです

あとは少し複雑ですが

こういう人(心理的に自立していない人)は
どこか逃避的、回避的です

そもそも自らが感情的に動揺する場面を
避けるように行動します

自分の意見や考えを
否定されるような状態を
避けようとするのです

つまり元々、意見を深く交わそうとはしない

その理由は自分の意見
(本当の自分)を否定されることを
恐れているからです

だからあんまり心理的に近づいてこないし
本心を言おうとしない
そしてもし意見
(本心、本当の自分)が否定されたら
必ず感情的に動揺、反発します

相手の感情を見てください

自分の意見を否定的に言われた時の反応を
見てください

そして、相手の心理的距離を見てください

本心がさらけ出され
感情的になるのを避けるため
どこか心理的に遠くにいないか
その心理的な距離感を見極めてください

自分の意見を否定的に言われても
冷静に対応ができ
尚且つ心理的な距離感にも不健康さが
感じられない相手を
人間関係を構築する相手に選んでください

少なくとも自らの意見を批判された時に
感情的に激高するような相手を
選ぶのは避けてください
何するか分からないので危険なので

相手の立場に立てる
相手を思いやれる人間
自分の意見に執着しないで
相手の意見も尊重できる人間を
人間関係を構築する相手に選んでください

まとめ

3STEPをざっとまとめます

(STEP0) 親から離れる

まずは親から離れなければ
話は始まりません

決して罪悪感を覚えないでください
遅い反抗期だと思えばいいんです

STEP1 自分の感情を理解する

アナタは親の顔色をうかがって
自分の本心や本当の感情を
押し殺して生きてきたはずです

だから本当のアナタは
すごく弱ってしまっている

だからそれを救いださなければいけない

本当のアナタを救い出すには
本当のアナタが感じていた感情
今まで押し殺してきた感情を
認めてあげる必要があります

その為にはアナタが押し殺してきた感情が
何かを知る必要がありますね

それは今を見てくださいという話でした

今、現在、恐れている事や
他人から言われて感情的になる発言、行動を
思い出してみてください

それと同じような体験を
幼児期にしているはずです
今から過去にさかのぼって
体験、そして感情を特定してください

STEP2 自分自身に共感する

感情と体験が特定出来たら
その体験を追体験して
押し殺していた感情(本当のアナタ)を
認め受け入れて上げましょう

多くの体験が思い出せる場合は
全部やりましょう
全部の感情を癒してあげましょう

感情を癒し本当のアナタを
救いだしてあげましょう

しかし、トラウマが強く
強い肉体的反応が出る場合は一人でやるのは
避けましょうと言う話でした


STEP3 他人に共感し人間関係を構築する

本当のアナタの感情
本当のアナタをアナタ自身が
認めてあげられれば

もう親に本当の自分を認めてくれ
本当の自分を愛してくれと
依存することはないので
アナタは心理的に自立できていますね

そしたら同様に
心理的に自立できている相手と
健全な人間関係を結んでいくという話でした

健全な人間関係を結ぶには
アナタが
相手の立場に立とうという気持ち
相手の気持ちや感情を
理解しようとする気持ち
相手に共感しようとする気持ち
をもつことが必要だという話でした

そして、同時に自分の意見や考えに
執着しないことが重要だという話でした

自分の意見に執着してしまうと
自分が絶対に正しいと思ってしまうので
相手の立場に立つことも
相手の気持ちを理解することも
出来なくなってしまうからですね

そして鏡の様に以上の事が出来る人と
人間関係を結ぶという話でした

以上の3STEPを実践出来れば
アナタは健全な人間関係を
構築することが出来ます

そして、健全な人間関係を
構築することが出来れば
アナタの人生は充実したものになります

何でも人間関係ですからね

これで終わります
あくまで概要、総論なので
詳しく知りたい人は

⇒命がけ商店:https://inochigake.stores.jp/
のコンテンツを見てください

https://note.com/jolly_zinnia255/n/ne855e4b33ca0
↑のnoteのコンテンツでも話していますが
これも概要なので

詳しく知りたい人は
⇒命がけ商店:https://inochigake.stores.jp/
のコンテンツを見てください

以上です

  

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